ベトナムの治安、ハノイの治安
外務省の海外安全ホームページの、ベトナムのページが更新されたようです
ベトナム、ハノイの治安は、ネット上では良いと書かれていることが多いです
しかし5年以上現地に住んで、自身の体験や周りの話などをみていて治安は良いというのはある意味正しくもあり、大きな間違いでもあると思ってます
どういうことか?というと、ハノイでは命を脅かすような重犯罪の遭遇率という意味では、治安はかなり良いほうだと思います、実際東南アジアで一番治安が良い国ともいわれています
夜に町中を女性独りで買い物に出かけたりできるぐらいのレベルだと思います
とはいえ、公開されている最新のデータは2011年のデータですが、人口10万人辺りの殺人事件の発生率は日本の5.4倍程度あるので、日本より安全ということはありません。
実際ニュースサイトをみていても殺人事件の報道は結構多いです。
また、スリ、ぼったくり、ひったくり、置き引きなどの軽犯罪はかなり多く
軽犯罪を含めて治安はどうか?というと正直、良いとは言えないです
例えば、観光などで1週間ベトナムに滞在していると、100%と言っていいほど、ボッタクリやらひったくりやらを体験することになると思います
ボッタクリについては前に記事をかいたので、気になる人は読んでみてください
ベトナムは治安が良いと行っても、日本と同じではありません
あくまで命に関わるレベルの犯罪は少ないだけで、治安は悪いと思ってください、必ずなにかに巻き込まれるようなレベルです
何があるかを理解して、慣れている人であれば、高確率で回避できる部分も多いのですが、逆にいうと、出張者や旅行者など慣れていない人は必ず巻き込まれます
実際、会社で出張してきたり、お客さんだったり、知人や友人、家族など、直接交流があるような身近な観測範囲でも、街中でタブレット端末をすられる、iphoneを路上でひったくられるなどが起こってます
ぼったくりに関していうと、正直数え切れないほど聞いてますし、私自身も何度も体験してます
他にも、路上の靴磨きで高額請求をされたとか、空港の預け荷物のスーツケースをあけられて中身を抜かれたみたいなことも起きてますし、私や知人も、日本からの引っ越しの荷物の中身を抜かれる、というのをやられてます(真面目に申告してて、保険が掛かってたので良かったですが・・・)
直接の知り合いではありませんが、日本人向けレジデンスでの空き巣や強盗の話も聞いています
とにかく治安は良いと聞いても、日本のレベルで考えないようにしたほうが良いです
駐在員など現地滞在が長く、慣れている人からすると、ボッタクリなどは回避できますし、スリやひったくりなどは注意しているため、巻き込まれる可能性がかなり減ります
そういう人からすると、治安は良いというのはあながち間違ってないんですが、旅行者や短期の出張者などは、そういう知識や対処の方法を知らないため、治安が良いと聞いてもその言葉を鵜呑みにして油断しないようにしましょう
2020/03/16追記
最近お金見せて詐欺も出没しているので注意。
ベトナムにココイチ(CoCo壱番屋)
ベトナムの「ぼったくり」とその手口
ベトナムはボッタクリがとにかく多いです
ボッタクリは相場などをしらない外国人相手にやるのが多いようで、観光地で多い傾向があります
特に観光地のタクシー、バイクタクシー、シクロ、マッサージ、土産物屋など、観光客が多い場所ではボッタクリ率がかなり高いです
金額は数百円〜数千円とさまざまなのですが、海外旅行する日本人の感覚だと、数百円ぐらいなら安いから払ってしまえば良いと考えるひともいるかもしれませんが、だからといってボッタクリに何もせずお金を払ってしまうと、味をしめてしまい次も他の観光客などに対して同じことを繰り返します
ぼったくりが周りに話すと、真面目に働いてる人たちもぼったくりをするようになるかもしれません、次の被害者を増やすことになりかねません
基本的にはぼったくりに合わないように、そのまま払わないように気をつけることは大事だと思います
ボッタクリの金額や方法も色々とありますが、対応方法や手口を知っていれば対応できる部分もあるのでちょっと書き出してみます
タクシー編
- メーターを魔改造している
観光地に多いボッタクリタクシーです
メーターが改造されており、かなり速いスピードで値段が上がっていきますのでメーターを見てると、ぼったくりだと判別できます(急にメーターが上がるタクシーもあるので注意は必要)
殆どのタクシーはメーターが1000〜5000ドン(5〜25円)ぐらいの単位であがっていきますが、たまに百ドンの単位で上がるタクシーもあり、判別がややこしいのですが、これは現地になれてないと判断出来ないと思います
メーターのカウントアップがあまりに早いと思ったのなら、念の為そのタクシーはすぐに降りるなどで対応したほうがいいです
金額としては、5万ドン(250円)で移動できるぐらいの距離が20〜100万ドン(1000〜5000円)位の値段に跳ね上がります
基本的に大手の有名タクシーだとこの手のボッタクリはほぼあり得ないのでグリーン(MaiLINH、Open)や、白いタクシー(Taxi Group、ABC)がおすすめです、ベトナムに慣れてない場合は、とりあえずハノイだとグレー、シルバー(灰色、銀色)のタクシーはなるべく避けたほうがよいです、私の観測範囲内のボッタクリタクシーはほぼシルバーボディなので・・・ - メーターを回さない
降りる際に通常の数倍の値段をふっかけてくるパターンです、空港から市街地の移動などで昔よくあった手口ですが、これは今のハノイではほとんど見かけません
単純にメータのカウントを忘れるタクシーは時々見かけるので、メーターが動いてないと思ったら、メーターって運転手に伝えればよいと思います - 金額を1桁多く請求する
これもよくあるパターンです
観光客は金額の単位になれてないのを良いことに、例えば5万ドン(250円)を50万ドン(2500円)といった感じで、1桁多く請求してくるパターンです
これは金額になれてないと騙されやすいので注意、このパターンは大手のタクシーとかでもやってくるので、注意が必要です - 大回りをして距離を稼ぐ
基本的にハノイのタクシーは日本のように時間でメーターが上がらず基本距離でメーターが上がるため、距離を稼ごうとするタクシーがたまにいます
目的地と逆に走り出したり、かなり大回りをするとかですね
とはいえベトナムハノイは現在ガンガンとインフラ整備で工事、通行禁止や渋滞なども多く
そのほうが結果的に早いケースなどもあるので、絶対に駄目だとは言えず、慣れてないとそれは無駄な大回りなのかの判断が難しいです
多少の大回りをしたところで数千〜万ドン程度(数百円程度)の差しかでないので、あまり神経質にならなくて良い気はしますが
普通に行き先、道などを間違ってるというパターンも割と多いので、GoogleMapなどで確認しつつ明らかにおかしい場合は、地図や住所をみせて、目的地をドライバーに再度つたえてみましょう
シクロ、バイクタクシー編
- 金額を高くふっかける
基本シクロもバイクタクシーもメーターなどがないため、事前に行き先などを伝え、金額交渉するのが普通ですが、値段を聞いた際に、外国人だと大抵金額を高く提示されます
ひどいと数十倍とかもあります・・・相場知らないと判断できないので注意が必要です
おおよそバイクタクシーの相場は、タクシーの20〜30%ぐらいの金額です
Grabのアプリを利用すれば、先に値段なども確認したうえで乗れるので、どうしても乗りたい場合はGrabを利用するのをおすすめします - 支払い時に高額請求
基本シクロもバイクタクシーも事前に金額交渉をして乗り、降りる際に金額を支払います、その支払時に遠回りをしたからなど、理由をつけて事前に話していた金額と違う金額を請求されるというパターンです
大抵は2〜3倍程度の金額提示です
マッサージ編
- 後払いで高額請求
事前に値段表などを見せる店、先払いのお店は安心ですが
稀に値段表などがなく、終わったあとに高額請求してくる店があります
ベトナムのマッサージの相場だと店によって全然違うのですが、目安としてはチップを含んだ1時間の値段だと10〜20万ドン(500〜1000円)程度、外国人向けの少し高級店で20〜40万ドン(1000〜2000円)程度です
ボッタクリ店だと頼んでいないのに出されたドリンクなど、総額で100万〜200万ドン(5000〜10000円)とかを請求されたりします
事前に値段の確認が出来ない場合は、その店は回避するほうが無難です、なるべくネットなどで調べて問題なさそうな店に入るようにしましょう - 高額なチップを要求してくる
ベトナムのマッサージは基本的に入店と、施術者へのチップを支払うのが通常です、入店は10〜30万ドン程度、チップは入店の半分程度でおおよそ1時間だと5〜10万ドン程度が相場です
通常の相場のチップを渡した際に、NOと言われ高額なチップをしつこく要求されるケースがあります、金額としては大した金額ではないものの、正直気分が悪くなるのでなるべく避けたいですね
この手のトラブルを避けたい場合は、入店料にチップ込みの店などもたまにありますので、そういった店を探すのもありかもしれません - 番外編
ベトナムのマッサージはVIPマッサージという男性向けのマッサージ店も数多くあります、VIPマッサージの場合は入店が30〜60万ドン程度、チップも30〜50万ドン程度と一般のマッサージより相場が高いのですがボッタクリではないので注意
またベトナムのボディマッサージは、ホットストーンやオイルマッサージなどで、衣服を脱いだり着替えたりして施術する事が殆どで、服や身の回りのものをロッカーなどに預けます、その際に財布からお金を抜かれるトラブルなども聞くため、安心出来ない店では余計なお金を持って行くのはやめましょう
なるべくネットや現地の人の評判を聞いたうえで店を選ぶのをおすすめします
土産物屋編
- 値段を高くふっかけてくる
一般的に交渉で値段が決まるという文化だというのはあるにしても、ひどいふっかけ方をしてきます
例えば実際に私の知人の話だと、Tシャツ1枚200万ドン(1万円)からスタート、20万ドン(1000円)に値段がさがったため購入していたのですが、私が知る限りそのTシャツの相場は4万ドン(200円)程度で、相場の50倍近い金額を提示されていたみたいなこともありました
自分でなっとくして購入するのであれば問題ないとも言えますが、ネットなどで相場を調べたりして、適正な価格で購入するのをおすすめします
番外編
- 財布からお金を強奪する
露天商やタクシーなど、値段交渉などをしている際や支払いのタイミングなどで財布を開いた際に、財布に手を伸ばしお札を抜かれる(強奪される)ケースがあります、大抵は50万ドン(2500円)をやられます
これをやられると、抜いた相手や金額がわかっていても、まずそのお金が戻ってくる事はありませんので注意してください
ひどいケースだと50万ドンを数枚抜かれた、と指摘しても今のは2万ドンだと言い張られ、追加の支払いを求められたりするみたいなケースもあります
財布の中身が相手に見えるような開き方をしないなど、自衛しましょう - お釣りをごまかす
15万ドン(750円)に対して、50万ドン(2500円)札を出したときなどに
お釣りが15万ドン(750円)しか帰ってこないとかそういうことが割とあります
また、15万ドンに50万ドンを渡した際に、5万ドン(250円)のお釣りしかもらえず
指摘しても今受け取ったのは20万ドンだった!
とトラブルになるケースもあります、この場合は意図的にやっているのか勘違いなのかはわからないのですが、お金をしまわれたあとなどでは後の祭りでどうしようもないので、露天や屋台、土産物屋などでは、基本的にお釣りが大きくなるような支払い方をしないようにしましょう
大きなスーパーや外国人向けなどのレストランなどでごまかされるような事はほぼないのでそういう店で大きなお金は崩しましょう
どうしても手持ちがない場合はお金を手元に用意し相手に見せて、すぐに渡さず、相手がお釣りの準備をしたのを確認してから渡すなどで自衛しましょう
ベトナム人は計算や暗算が苦手なのか、計算ミス、計上ミスなどをしているケースも多々ありますので、お釣り、レシートはその場ですぐに確認するようにしましょう、特にレストランでの注文数や、お釣りの金額のミスが多いです - お金見せて詐欺
こういうのもあるので注意。
keangnamのワールドカップビアガーデン
日本vsコロンビア戦が時間的にちょうどよかったので
Keangnam(カンナム)のワールドカップ特設ビアガーデンに行ってきました
200インチのモニタでワールドカップの試合をライブ中継
試合が始まるまでやハーフタイムの間は生のライブが開催されていますが、ライブの音がかなり大きく、スピーカー前は振動感じるレベルで話などができるような状況ではないので注意
システムとしては、入場料無料だけどワンドリンク制という感じで
入場時に5万ドン単位のチケットを、1人1枚以上購入して入場する感じです
会場での飲み食いを、その購入したチケットをつかって、注文時に支払います
チケットが足りなくなったら、あとから追加で購入も可能です
食べ物はホットドックやチキンウイング、フレンチフライなどのジャンクフード系
飲み物はソフトドリンクやビール、ワインなどがありました
値段は5万VND〜25万ドン程度でした
このビアガーデンはインターコンチネンタルホテルが運営してるだけあって
メニューはジャンクフードなんですが、普通に美味しい
コック帽かぶったシェフがテントで調理してました、ちょっとシュールな光景w
ビールは瓶が
Carlsberg(カールスバーグ、デンマークのビールメーカー)
Tuborg(ツボルグ、カールスバーググループ、デンマークのビールメーカー)
の2種類で、どちらも5万VND(約250円)
ほかに
Halida 5万VND(ハリダ、カールスバーググループ、ベトナムのビールメーカー)
Hoegaarden 10万VND(ヒュールガーデン、ベルギーの白ビール)
と2種類の生ビールがあります
ハリダはベトナムのブランドなのですが、ほかもラベルとか見る感じベトナムで生産してそうですね、ヒュールガーデン(ヒューガルデン、ヒュールガルデンなど読み方いろいろ)は輸入品なのか値段が一回り高いです
すべて飲んでみましたが、カールスバーグ、ツボルグ、ハリダはよくあるラガー、ピルスナーでしたが、ヒュールガーデンはエールで少し他と違う感じです
ヒュールガーデンは苦味をあまり感じず、爽やかな感じの口当たりでビールが苦手な人でも飲めそうな感じでした
この日は試合開始前にハノイでは大雨が降ったせいで
おそらくKeangnamで働いていたり住んでいる日本人だけが見に来たのかな?という感じの客入りで、ほぼお客さんは日本人でした
そのせいもあってゴールの際は店員や周りの客とハイタッチ!などで盛り上がってました
試合は2vs1で日本がコロンビア相手に歴史的な勝利!
ワールドカップで初めてアジアが南米に勝利した試合となりました!
ベトナムハノイのメトロ計画(地下鉄)と見積もりと(2021/11/06追記)
●2021年11月06日追記
もう延期の発表も追いかけてませんでしたが
ついに本日、オープンです。
ハノイでちょっとコロナ感染者が広がってきてる中、みんなが集まってるようですw
●2020年01月07日追記
9回目の延期発表がありました(笑)
もはやここまでくると、2023年末にオープン予定のメトロ3号線より早くオープンできるかどうかも怪しい雰囲気が出てきました・・・
まあメトロ3号線もここまで延期発表繰り返してるので、3年ぐらい伸びそうな気もしますけどw
●2019年10月31日追記
試運転がはじまったようです、オープンが見えてきましたね。
この感じだと来年春ぐらいには正式オープンされるのかな?
●2019年9月18日追記
9月になってもまだオープンの目処が立ってませんねw
9月30日までに試運転の状況と正式な運行開始時期について報告するよう指導とのことなので、9月末頃に情報が出てくると思いますが
2月の追記で書きましたが、その段階で周囲のベトナム人が早くても2020年ぐらいまでは延期されるよーって言ってましたが、流石にベトナム人はベトナムのことよく解ってますねw
●2019年5月6日追記
まあ予想通り、4月オープンも延期になりましたw
4月発表をみた2月の段階で、私の周りのベトナム人達は、2020年ぐらいまで延期されるだろうと口をそろえて言ってましたが・・・さてどうなることやら
●2019年3月4日追記
金額や時期などについて書かれたニュースがありました
区間によって値段が違うようで 8000VND〜15000VND のようです
この記事では
2月中旬、運輸省の首脳は、2019年第1四半期末にCat Linh - Ha Dong鉄道プロジェクトの試験を終了し、4月から商業運転に移すことを提案したと述べた。
と書かれてますが・・・果たして4月のオープンは可能なんでしょうか・・・?
●2019年2月12日追記
スケジュールについて続報、2019年テト前の運用予定だったらしいのですが、例のごとくまた延期されてます(笑)
上記記事をみると、
現時点で、2019年の4月に商業運行開始の予定となってます
しかし周囲のベトナム人に確認する感じでは、早くとも2020年までは延期されるだろうとのことです・・・完成しないのではないか?という人もいるぐらいです。
2019年1月の記事をいくつか見てみましたが、まだオープンできるような状況ではないという皮肉記事も多く見かけたので、2019年4月オープンも、更に延期されそうな状況ですね。
追記ここまで。
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数年前からハノイ各所で規制などを行い絶賛工事中のメトロ計画についての話題
ハノイ市内での移動はタクシーやバス、バイクタクシーぐらいしかなく
バイクの他に、車がどんどんと増えており、市内の渋滞が酷くなりつつあるハノイ
各所で対策のため高架工事や道路整備、信号の設置などが行われてますが、それ以上の速度で渋滞が酷くなりつつあります
まあそもそも渋滞に関して言うと、みんな交通ルールやマナー守らないので酷くなってる感じもしますけど・・・
なんにせよ公共交通機関として電車は渋滞解消などの大きな役割を担いそうです
HoanKiem(ホアンキエム)から東南アジア最大級の地下モールRoyalCityなどを経由しHaDong方面に行くメトロ2A号線
HoanKiem(ホアンキエム)からIndochina Plaza(IPH)やKimMa(キンマー)など日本人の多いエリアを通る予定のメトロ3号線
の2路線が、直近で開通の計画となっています
メトロ3号線は工事のための目に見える規制が始まってからもう3年ほど経過してるので
そろそろかな・・・?と期待してたんですが、延期のニュースが・・・
https://www.viet-jo.com/news/economy/180609115737.html
メトロ3号線の運行開始時期は2023年10−12月期に延期とのこと。
2010年末→2015年→2017年→2021年→2023年1−3月→2023年10−12月
と何度も繰り返し延期されてますね・・・
個人的にはこのスケジュールだと運行開始のタイミングにはすでにハノイにいないんじゃないかという気が・・・
実際に乗ってみたいというのもありますが、ハノイでメトロが運行されてどう変わるか?を
自分の目で見てみるのが楽しみだったんですが残念です・・・
遅延といえば、去年Keangnamにインターコンチネンタルホテルがオープンしたのですが
実はこのホテルもベトナムに来た2013年ぐらいのタイミングでもうすぐオープンすると話が出ていました
実際工事が始まったのはそこから数年後、工事開始からも延期、延期を繰り返しでやっとオープンという状況
ベトナムにいると、スケジュールが遅れる、延期する、延期したものを更に延期をする、延期の延期の延期・・・と繰り返す、というのをいたるところで見かけます
そして、そんなスケジュールを延期するのが当たり前の環境に皆がいるせいか
オフショア開発などでも同じようなことが起こります
そのためスケジュールや見積もりは注意が必要です
特に見積もりに関してはいろんな考慮が漏れていたり、作業自体の認識が甘いことが多く
コミュニケーションの時間や翻訳の時間、テストでの直しなどの期間や工数を考慮していないケースなどがあり
そういう部分でスケジュールと差異が出やすいです
出てきた見積もりを鵜呑みにせずに、きちんとそういう工数が考慮されているかなど、見積もりを精査しましょう
ベトナム、ハノイの歩道とバイク
ベトナムにきて驚いたのは
バイクの交通量の多さです
バイクがとにかく多い
信号なども少なく、また信号を守らないバイクも多いので
たとえ信号があっても道路を渡るのに最初は苦労します
バイクが多い上に、基本的に交通ルールを厳守しているベトナム人は少なく
信号無視、逆走、歩道の走行などを当たり前に皆がやるので
ベトナムの街中を歩く場合は気をつける必要があります
ベトナムの車は左ハンドルで、右側通行なので
道路を渡るときに、左からバイクが来てないかを見て、いざ渡ろうとしたら
右から逆走のバイクが突っ込んできて、ひかれそうになったとこがあります
本当に勘弁してほしい
少なくとも交通ルールに関して言うと、皆がルールよりも自分の都合を押し通そうと行動するので
通勤時間帯などは、渋滞もひどいです
バイクや車が我先にと、とにかく交差点などに突っ込みます
そしてそういう渋滞を避けるために、バイクが(ときには車も)歩道に乗り上げて歩道を走り出したりします
本当にカオスです
ちなみにエレベーターなどでも我先に乗りこももうとしたり、チケットカウンターなどでも我先にと突っ込んでくるので、バイクの渋滞同様でベトナムではいたるところにカオスな状況が発生します
並ばずに我先にと突っ込むせいで余計な混雑が発生します
以前、新卒採用でベトナム人の学生の面接をしたことがあるのですが
そこで皆が日本は交通量が多いのに事故や渋滞少ないのが不思議、日本に行ってなぜ渋滞が起こらないのかを調べたい、見てみたい というような学生が結構いました
答えは簡単、日本人はルールやマナーを守るからです