ベトナムの寄生虫と虫下し
日本と違い、発展途上のベトナムでは寄生虫はまだまだ現役で大活躍中です(笑)
寄生虫の中でも回虫の感染が多く、ベトナム人の7〜8割は感染していると言われているらしいです。
ベトナム人に聞くと、ベトナムの政府も半年に1度、虫下しを飲むことを推奨しているとか。
寄生虫の中でも、ベトナムでは特に多い回虫は、感染経路として、野菜などに付着した卵が体に入り感染するため、ベトナムで生活していると
まず卵を取り込んでいると見て間違いないです。
ソースの記事が見つけられなかったのですが
2010年頃のホーチミンでのスーパーで、ベトナム産の野菜の調査をした所、9割ぐらいに寄生虫の卵が付着していたそうです
そして寄生虫の卵は、3度ほど繰り返し水洗いしても、50%ぐらいは残るみたいな記事も見ました。
つまり、よく洗った野菜にも回虫の卵はついているため、
ベトナムで生の野菜を食べている場合、寄生虫は避けては通れない問題です。
私もベトナムに来た頃は、上記の記事を読んだこともあり
気にして虫下しを飲んでいたのですが
ここ4年ほどはすっかり存在も忘れていました。
しかし最近、お腹の違和感や、軽度ですが腹痛がずっと続いており、体調も良くないため病院に行った所
症状的には胃炎かもしれないが、胃炎の投薬治療で治らない場合は、症状的に寄生虫の可能性もあるね、と言われ
長らく虫下しを飲んでないことを思い出しました。
まず胃炎の治療をし、様子を見ていましたが、症状が変わらないため
長らく飲んでなかった虫下しを飲むことに。
Fugacar(フガカー)はベトナムの薬局に売っている、市販の虫下しの薬です
回虫やぎょう虫など、ベトナムによくいる5種類の寄生虫に効果があるようです。
この箱で1錠はいっており、値段は1箱で20000VND前後(100円程度)です。
この薬は子供も飲める、比較的副作用などもなく安全な薬らしいのですが
妊婦や体調不良の際は飲まない方がよいみたいです。
(気になることがある場合は、英語とベトナム語の説明書が入っているのでよく読んでください)
チュアブルタイプの錠剤で、噛んで飲むタイプです
空腹時に噛んで、最後に水で流し込んで飲めばOKです。
今回は飲んだ1時間後ぐらいに下痢のような腹痛があり、トイレ行きでしたが
前に飲んでいたときは、特にこれといって体調に変化はありませんでした
今まで4回程飲んでいますが、特に排泄物になにか怪しいものが・・・みたいなことは一度もありませんでしたw
(おそらく死んだら消化されるんでしょうw)
ちなみに薬を飲んだのは1ヶ月ぐらい前ですが
薬を飲んでからは半年悩まされてた腹痛が嘘のように収まったので
今回、寄生虫感染での体調不良だった可能性が高そうですね・・・
今後も忘れず定期的に飲もうと思います