ベトナムのコロナウイルスとマスク
ベトナムのハノイでもコロナウイルス対策で、マスクの需要が高まっています。
オフィスやその周辺で、バイク用以外で普段マスクをしている人なんてほぼ居なかったレベルだったのが、ここ数日は4〜5割の人がマスクをしている感じです。
それに伴って、やはりベトナム国内でもマスクが品薄になっているようです。
ベトナム語のニュースですが、コロナウイルスでマスクの需要が上がっており、品薄、値段が高騰しているという記事もありました。
ちょうどテト(旧正月)で、学校も休みですが、ベトナムでは休み明けからコロナウイルスの感染対策で、大学を含めて学校も1〜2週間休みになっています。
普段マスクをしないベトナム人、それこそインフルエンザなどでもマスクをしないレベルなのに、なぜここまで過剰に反応しているのか?
と疑問に思ったので、すこし調べて見た所
日本と同じく、ハノイでも新型肺炎の感染者が出ているなどの理由ももちろんあるのですが、それよりももっと大きな理由がありそうです。
今回と同じく、2002〜2003年に世界で猛威をふるったコロナウイルスのSARS。
SARSの初動で、中国(香港)以外の国で、感染者が多くでたのが、ベトナム(ハノイ)だったようです。
その経験から、今回のコロナウイルスへの関心が高いと推測できますね。
まあ、そもそも中国と国境が地続きで繋がっている、という地理的な心配も大きそうです。
そんなこんなで、ベトナムではマスクが品薄になり、転売(高額販売)なども横行していたようです・・・
しかし、刑法で伝染病などで不当に利益をあげるのを禁止している項目があるらしく
行政がすぐに動いて、マスクや消毒用アルコールなどの高額販売業者などに対して、罰金などを科して厳しく取り締まりをしており、現時点では転売や高額な値段釣り上げはされていないようです。
感染防止のために、中国人への観光ビザの発給もすぐに停止していますね。
こういう動きは、日本も見習って欲しいですね。
ちなみにAEON MALL HA DONGのコーナンには、日本製のマスクの在庫いっぱいありました。
(この記事書いた直後には、もう売り切れてしまって、品薄のようです)